2010年11月29日月曜日

バイクの修理 その1(10/17)

ご近所さんより依頼された、というより勝手に引き受けたバイクのメンテの記録です。
ブツはHondaのVTZ、約20年前のバイクだ。中古で買ってきたが不調で、いくつかのバイク屋に持ち込んだが、部品類が入手できないものがあり、頓挫してしまったようだ。もうあきらめて処分しようかなどと言っているので、それならちょっといじらせてくれと、おせっかいを申し出た。
症状のひとつは、アイドリングが安定しないこと。エンジンが暖まってから、回転が上昇する。アイドリングストッパーを調整すると落ち着くが、しばらくするとストンと落ちたりする。チョークが臭いと睨んだ。しかし、ハンドルに付いているチョークレバーが渋くて動かない。ワイヤーが錆び付いてしまっているのかも…。
早速分解してみることにした。シートを外すのに手こずった(だってメットホルダーの後ろを引っ張るなんて気がつかないよ!)けど、サイドカバーとタンクを外すとチョークのワイヤーが見えてきた。あれれっ、ワイヤーがキャブにつながるエルボが折れている。これが抜け出すとチョークを引いている状態になってしまうのだ。エルボを取り替えるのがスジだが、とりあえず針金で抜け出さないように応急処置。
エンジンを掛けてしばらく様子をみたが、安定している。アイドリングの安定性についてはこれで解決した。しかし試乗してみると、もう一つの不具合、吹上がりの悪さが気になる。ごぼごぼとぐずっているかと思うと、急に回りだしたりする。これはやはりキャブの中の問題のようだ。次回はここをいじってみたい。



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