2010年11月29日月曜日

バイクの修理 その2(11/23)

およそ1ヶ月経ってしまったが、ようやく2回目のメンテを行った。今回はキャブの中をチェックする。今回はすんなりとシートを外しタンクも外し、エアクリーナーケースも外す。
キャブが見えてきた。予想したよりはきれいだ。しかし、ピストンの動きがちょっと渋い。よく見るとピストン表面にこすれた跡がみえる。磨いてみよう。
ダイヤフラムのカバーを外し、スプリングとピストンを取り出す。ダイヤフラムに破れは無く、スプリングもしっかりしている。ニードルもきれいだ。やはりピストンとシリンダーに難があるようだ。
コンパウンドでピストンとキャブ内面を磨いてやる。
わかるでしょうか?シリンダー内面の輝きが…
組み直すと、ピストンが気持ちよくスコッと動く。両方のキャブを同様に磨いてやった。
元通りに組上げて、エンジンを掛けると一発で始動。空ぶかしも力強い気がする。
暖気運転してから早速試乗に出かける。走り始めるとすぐに違いに気がついた。以前に比べ全然いい。ちゃんと加速する。いや、気持ちよく加速する。20年前のバイクとは思えない。12,000rpmまで引っ張るとあっという間に速度警告灯が点灯する。だいたい速度警告灯があること自体、時代を感じさせるよね。でもこのエンジン、けっこう行けてます。Hondaさん、流石です。エルボの応急処置がちょっと心配だけど、十分に楽しめる状態になりました。我ながら、出来栄えには満足してます。

バイクの修理 その1(10/17)

ご近所さんより依頼された、というより勝手に引き受けたバイクのメンテの記録です。
ブツはHondaのVTZ、約20年前のバイクだ。中古で買ってきたが不調で、いくつかのバイク屋に持ち込んだが、部品類が入手できないものがあり、頓挫してしまったようだ。もうあきらめて処分しようかなどと言っているので、それならちょっといじらせてくれと、おせっかいを申し出た。
症状のひとつは、アイドリングが安定しないこと。エンジンが暖まってから、回転が上昇する。アイドリングストッパーを調整すると落ち着くが、しばらくするとストンと落ちたりする。チョークが臭いと睨んだ。しかし、ハンドルに付いているチョークレバーが渋くて動かない。ワイヤーが錆び付いてしまっているのかも…。
早速分解してみることにした。シートを外すのに手こずった(だってメットホルダーの後ろを引っ張るなんて気がつかないよ!)けど、サイドカバーとタンクを外すとチョークのワイヤーが見えてきた。あれれっ、ワイヤーがキャブにつながるエルボが折れている。これが抜け出すとチョークを引いている状態になってしまうのだ。エルボを取り替えるのがスジだが、とりあえず針金で抜け出さないように応急処置。
エンジンを掛けてしばらく様子をみたが、安定している。アイドリングの安定性についてはこれで解決した。しかし試乗してみると、もう一つの不具合、吹上がりの悪さが気になる。ごぼごぼとぐずっているかと思うと、急に回りだしたりする。これはやはりキャブの中の問題のようだ。次回はここをいじってみたい。



2010年11月9日火曜日

秋のツーリング その2 (11/6)

11月に入って、この秋2回目のツーリングだ。上信越の信州中野から志賀・草津道路、北軽井沢を抜けて榛名湖から渋川伊香保へというコース。


天気は快晴。すばらしいツーリング日和だが、さすがに2,000mを越えると、ちと寒い。ちょっと見づらいが、石碑には「日本国道最高地点 標高2,172m」と書いてある。道の脇の日陰には雪が残っていて、遠くを眺めると北アルプスの頂が見える。
コンデジのレンズを目一杯望遠にするが、この程度。実際はもう少しくっきり見えたのだが…
志賀高原を抜けてちょっと下ってくると丁度紅葉が見頃になっている。

今回、一緒に走ったS尾さんVMax、T村さんCB1100、一番奥が我が愛車TDM。
しっかり防寒していったので、快適。なかなか良いツーリングだったが、問題は昼食。
最初に予定していた「雲の上のドライブイン」と言われる横手山ドライブインが閉鎖していたのだ。ここはスキーシーズンだけなのか? そして仕方なく入った草津のそば屋が最低。やはり事前にチェックしておくべきだった。
本日の走行 636km ちょっとハードすぎ。腰が痛い…